東京都:令和7年度「東京宝島チャレンジプロジェクト」開始!
東京の島しょ地域の魅力を一層高め、地域活性化を目指す「令和7年度東京宝島チャレンジプロジェクト」が、新たなサービスの起業や事業化に挑戦する事業者を公募しています。
本プロジェクトは、東京都が主催し、島しょ地域の「宝物」を掘り起こし、ブランド化を加速させることを目的としています。選定された事業者には、下記の多岐にわたる支援が提供されます。
プロジェクトの主な支援内容
- 最大1億円の財政支援: 3年間を上限として、総額最大1億円の経費支援を行います。令和7年度は最大2,000万円、令和8・9年度はそれぞれ最大4,000万円が上限です。経費精算は原則年度末ですが、団体の財務状況に応じて複数回の精算が必要な場合は個別に調整できる場合があります。プロジェクト実施に必要な人件費(社会保険料や税金等を含む)も支援対象となり得ます。ただし、親会社、子会社、グループ企業等関連会社への経費支払いや、既存の取り組みのコスト削減を目的とした活動は対象外です。
- 専門家による伴走支援: 経験豊富なアドバイザーが、プロジェクトの実施計画策定から事業化、持続的発展まで、日常的な相談、市場調査、マーケティング戦略、PR、ビジネスマッチングなど、幅広い助言を行います。
- パートナー企業との連携支援: プロジェクトの早期実現や持続可能な発展に必要な連携先について、事務局がヒアリングを行い、マッチング企業へのニーズを整理した上で、引き合わせ候補となる企業リストを作成し、顔合わせの場を設定するなど、連携支援を実施します。
応募対象と要件
- 対象プロジェクト: 島しょ地域が抱える「地域課題の解決」や「魅力向上、ブランド化」につながる新規事業の創出を目指すプロジェクトが対象です。事務局が事前に調査した課題(地域経済の活性化、暮らしやすい地域づくりに関する観光、地域産品、医療、住宅、仕事、交通、地域活動、理解促進など多岐にわたる課題)の解決に資するプロジェクト、または申請者が独自に調査・分析した課題の解決につながるプロジェクトも対象となります。
- 事業化の予定: 令和9年度末までに事業化が見込まれる計画である必要があります。
- 地域横断性: 複数の島しょ地域にまたがるプロジェクト(大島、利島、新島、式根島、神津島からなる第一ブロック、三宅島、御蔵島、八丈島、青ヶ島からなる第二ブロック、父島、母島からなる第三ブロックのいずれかのブロック内における島しょ間をまたぐプロジェクト)や、将来的に他の島への事業拡大が見込まれるプロジェクトが対象です。
- 応募資格: 自社の強みを活かした既存事業者、または新たな起業を計画している団体(創業後10年未満の中小企業者や新サービスのリリース後10年未満の第二創業、創業予定者であるスタートアップ等)が応募可能です。社団法人、合同会社NPO、複数の個人事業主で構成された団体も含まれます。自治体を含む団体での応募も可能ですが、民間団体を主な構成員とする必要があり、自治体で要した経費は支援対象外となります。
応募期間と選定プロセス
- 募集期間: 令和7年6月16日(月)午前9時から7月31日(木)午後5時まで。
- 応募方法: 東京宝島特設ホームページから応募書類(エントリーシート(様式1~5))を入手し、応募フォームから必要事項を入力の上、作成したエントリーシートをメールで提出します。
- 選定: 書類審査による一次選考(8月上旬~中旬)と、コンテスト形式のプレゼンテーション(20分程度のプレゼンと10分程度の質疑応答)による二次選考(9月中)を経て、約3団体が選定されます。選定された事業者については東京都ホームページで公表され、応募者全員には結果がEメールで通知される予定です。
事前相談窓口
応募を検討している団体・事業者様向けに、中小企業診断士やMBA等の資格を持つコーディネーターによる無料の事前相談窓口を設置しています。
- 設置期間: 令和7年6月16日(月)から7月24日(木)午後5時まで。
- 予約期間: 令和7年6月16日(月)午前9時から7月18日(金)午後5時まで。
- 相談内容: 経営相談、技術・IT活用、地方創生、離島における事業相談、コンテストの応募手順など。
- 予約方法: 事前予約制で、専用の相談予約フォームからお申し込みください。
東京の島しょ地域の未来を共に創り出す、意欲ある事業者様からのチャレンジをお待ちしております。
詳細は、東京宝島特設ホームページの募集要項をご確認ください。
お問い合わせ先
令和7年度東京宝島チャレンジプロジェクト運営事務局
JPABTOSHOBLANDINGDL@abeam.com
(電話での連絡を希望される場合は、メールにその旨記載の上ご連絡ください)